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システムエンジニア(SE)の職務経歴書の書き方|フォーマットやポイントを解説

目次

「職務経歴書の書き方がわからない」

「好印象を与える書き方を知りたい」

このようなお悩みをお持ちの方もいるでしょう。

システムエンジニアが転職を成功させるには、職務経歴書のクオリティが大切です。本記事では、システムエンジニアの職務経歴書の書き方のポイントを解説します。

本記事を読めば好印象を与える書き方のコツがわかるため、有利に転職を進められるでしょう。ぜひ最後までお読みください。

システムエンジニア(SE)の職務経歴書フォーマット

システムエンジニアの職務経歴書のフォーマットは、以下を参考にしてください。

引用:doda[2] 

システムエンジニア(SE)の職務経歴書に記載する項目と書き方

システムエンジニアの職務経歴書に記載する項目は、以下のとおりです。

  • 職務概要
  • 職務経歴
  • 保有資格
  • テクニカルスキル
  • 活かせる経験・知識、得意分野
  • 自己PR

具体的な書き方を解説しますので、ぜひ参考にしてください。

職務概要

職務概要は、自分がシステムエンジニアとして活動してきた内容を文章で記載します。職務経歴書の「あらすじ」という立ち位置を意識するとわかりやすいです。

大学や専門学校を卒業したあとの職歴や業務内容、実績などを簡潔に書きましょう。職務概要はあくまでもあらすじなので、ダラダラと記載せず、100字程度にまとめるのがポイントです。

職務経歴

職務経歴は、過去に働いた会社から現在の職場までをすべて記載します。

具体的には以下の内容を書きましょう。

  • 会社に属していた期間
  • 事業内容
  • 資本金
  • 売上高
  • 従業員数
  • 上場の有無
  • 開発環境

一般的に職務経歴書は、3つのフォーマットがあります。

  • 編年体形式:古い時系列から会社と業務内容を記載
  • 逆編年体形式:直近で属していた会社や業務内容から過去の職歴をさかのぼって記載
  • キャリア形式:経験分野やプロジェクトごとに業務内容を記載

システムエンジニアは、逆編年体形式がおすすめです。採用担当者は、直近の業務内容をもっとも重要視するためです。相手が一番知りたい情報から書くことで、読んでもらいやすくなります。

保有資格

保有資格は、業務に関連するもののみを記載します。職務経歴書に記載する資格は、応用情報技術者試験や、ORACLE MASTERなど、システムエンジニアの業務に役立つものが対象です。

直近で資格を取得した場合は学習意欲がアピールでき有利になるため、記載するとよいでしょう。普通自動車免許などの業務に関連しない資格は、履歴書に記載します。

テクニカルスキル

テクニカルスキルは、OSやプログラミング言語、フレームワークなどが対象です。各項目に使用期間とレベルを記載しましょう。

なおスキルレベルは企業ごとに基準が異なるため、職務経歴書の段階では自己評価の記入で問題ありません。面接で聞かれたら正直に答えましょう。

また勉強中の言語があれば、記載するのがおすすめです。向上心があることをアピールできるため、有利になる可能性があります。

活かせる経験・知識、得意分野

今までの職務経験で培った知識や得意分野を、箇条書きで記載します。事前に志望企業が求めるスキルや人物像を調べた上で記載すると、アピールにつながります。

例えば志望先が管理職を求めているのであれば、リーダー経験を記載しておくとよいです。

自己PR

自己PRは、職務経歴書の最後に記載しましょう。「業務での成功体験」や「他者からの評価」など、自分の強みや志望企業で活かせる内容を書くのがおすすめです。

ポイントは、できるだけ具体的に書くことです。抽象的な自己PRだと、あなたの強みやスキルレベルがわからないため、マイナスな印象を与えてしまいます。

例えばマネジメント力をアピールしたいのであれば、以下の内容を盛り込むようにしましょう。

  • プロジェクトの規模
  • 成功させるために行ったこと
  • 成果

自己PRが複数ある場合は、文章でダラダラと書くのではなく、アピール内容ごとにまとめると読みやすいです。

システムエンジニア(SE)の職務経歴書では何を見られている?

職務経歴書では、応募者の業務経験やスキルを見ています。職務経歴書と履歴書は似ていますが、実は役割が異なります。

  • 履歴書:応募者のプロフィールを確認する書類
  • 職務経歴書:業務経験やスキルを確認する書類

職務経歴書は自分のキャリアを企業に知ってもらい、スキルを活かしてどのように企業に貢献できるかをアピールするものです。したがって正確に詳しく書くことが、採用への近道といえます。

企業によっては提出を求められない可能性がありますが、自己分析としても有効なので、作成するのがおすすめです。

システムエンジニア(SE)の職務経歴書の書き方のポイント

システムエンジニアの職務経歴書の書き方のポイントは、以下の4つです。

  • 取り組んだプロジェクトの書き方を工夫する
  • 応募するポジションで活かせるスキルや経験・知識を絡めて書く
  • 読みやすいレイアウトにする
  • A4で1〜2枚にまとめる

採用担当者の目に留まる職務経歴書を作成するために、ぜひ参考にしてみてください。

取り組んだプロジェクトの書き方を工夫する

プロジェクトの書き方はフォーマットを参考にして、以下の項目ごとに箇条書きで記載するとわかりやすいです。

  • プロジェクト概要
  • 担当フェーズ
  • 業務内容
  • 実績・取り組み

直近の職歴から記載し、職場ごとに分けて記載しましょう。

応募するポジションで活かせるスキルや経験・知識を絡めて書く

ただ単にスキルや経験を記載するのではなく、応募するポジションに合わせると、よりアピールになります。

例えばリーダーポジションに応募する場合は、マネジメントスキルやスケジュール管理能力などが活かせます。スキルを根拠づける具体的なエピソードに絡めて記載すると、説得力が増すのでおすすめです。

読みやすいレイアウトにする

職務経歴書の内容はもちろん大切ですが、レイアウトにも気を配りましょう。レイアウトは読みやすさを左右するからです。レイアウトが汚いと、いくら内容が良くても読んでもらえない可能性があります。

読みやすいレイアウトにするためには、以下のポイントを意識してみてください。

  • 文字サイズは10.5~11ポイントにする
  • フォントは明朝体にする
  • 文字色は黒のみにする
  • 見出しや箇条書きを適切に使用する
  • 職務経歴は表にまとめて記載する

他の応募者との差別化のために、変わったフォントや文字色を使用すると、かえって読みにくくなるため注意が必要です。レイアウトは、シンプルで読みやすいかどうかを考えて作成しましょう。

A4で1〜2枚にまとめる

職務経歴書は、A4用紙1〜2枚にまとめるのが無難です。枚数が多すぎると、目を通す採用担当者へ負担をかけかねません。採用担当者は毎日たくさんの書類を確認しているため、長すぎる職務経歴書はすべて読んでもらえない可能性もあります。

また、「伝えたい内容を簡潔にまとめるスキル」が欠けていると判断されると、マイナスイメージになるため注意が必要です。

1枚に収める場合は、ボリュームを考慮しましょう。少なすぎると「熱意が足りない」と判断する採用担当者もいます。最低でも2/3以上記載するのがおすすめです。

転職を考えているならシーカーズポートに相談しよう

システムエンジニアの転職は、職務経歴書を作成するのがおすすめです。書き方に決まりはありませんが、採用担当者の目に留まる書類にするために、本記事で紹介した内容を参考にしてみてください。

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また職務経歴書の書き方をもっと詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

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