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志望動機の例文集!書き方のコツや思いつかないときの対処法も解説

目次

「転職の志望動機がうまく書けない…」

「志望動機の書き方って、決まりがあるの?」

「考えても思いつかないんだけど、どうすればいい?」

このように、転職時の志望動機で悩んでしまう人もいるでしょう。

この記事では、転職時の志望動機の書き方や、シチュエーション別・業種別の例文、NG事例などを詳しく説明します。転職を考えているなら、志望動機を書くときにきっと役に立つはずです。ぜひ参考にしてみてください。

志望動機は何を見られている?

転職時に求められる「志望動機」とは、「なぜ他の企業ではなく、自社を選んだのか」を示す具体的な理由のことです。

人事担当者は志望動機を通じて、応募者が企業の価値観を理解しているか、その企業で長期的に働き続ける意欲があるかを見ています。また、応募者のスキルや経験がどのように企業に貢献できるか、応募者のキャリアビジョンが企業の方向性とリンクしているかどうかも見極めます。

上記からもわかるように、志望動機は自分自身の目指すキャリアパスと企業の将来像がどのように一致するかを示す重要なツールであり、自分自身を売り込むための鍵となるものです。

関連記事:書類選考で通らないのはなぜ?6つの理由や通過率を上げるためのコツを解説

志望動機の書き方

志望動機を書く際には、ある程度「型」を意識すると、よい文章になります。以下に一例を紹介します。

貴社のデジタルトランスフォーメーションへの取り組みに強く魅力を感じ、新しいテクノロジーを活用したビジネス改革に参加したいと考えています。現職では新しいテクノロジーの導入が遅れており、自身が目指すビジネス改革の実現が難しい状況です。これまで私はプロジェクトマネジメントとITの領域で、特に新システムの導入と組織への浸透を成功させるためのプロジェクトを数多く推進してきました。その経験とスキルを活かし、貴社のデジタル化の推進に貢献することで、自分自身の成長とともに貴社のさらなる発展に寄与したいと考えています。

この例文で用いた型は以下のようなものです。

  1. その企業の魅力とあなたがやりたいことを結びつける
  2. その「やりたいこと」は、現在の勤務先では実現できないことを述べる
  3. 自分の経験やスキルがどのように企業に貢献できるか具体的に示す

例文では、まず「貴社の○○に魅力を感じた」「現職ではそれが難しい」という2文から始まっています。これが①②です。続いて「プロジェクトマネジメントとITの領域」での自らの経験を述べ、応募先の企業で自分が活躍できることをアピールしています。これが③にあたります。

これらのポイントを押さえて、自身の状況に合わせた志望動機を考えてみてください。

志望動機の書き方の基本

志望動機を書く際の、形式上の基本的なルールをいくつか紹介します。

  • テキストの長さ:一般的に欄の7~8割程度を埋めます。短すぎると熱意が伝わりづらいですし、長すぎると読みづらくなるためです。
  • 文体: 「ですます調」で書くのが無難といえます。入社後のビジネス文書も「ですます調」で書くことが多いためです。
  • 企業の呼び名:応募先企業は「貴社」という尊敬語で呼ぶのが一般的です。「御社」は主に話し言葉で使われるので、志望理由書で記す際は「貴社」としましょう。また、「弊社」は自分が所属する会社をへりくだって呼ぶための謙譲語です。くれぐれも志望理由書で使わないようにしましょう。

以上が、志望動機を書く際に一般的に気を付けるべき事項です。実際に志望動機を書くときに参考にしてください。

志望動機を書くときのコツ

志望動機を書く際、いくつかのコツを押さえることで、採用担当者への印象をよりよくすることが可能です。ここでは以下の3点を紹介します。

  • 転職理由と志望先の魅力を結びつけて書く
  • スキルや実績を絡めて書く
  • 自分のオリジナルで書く

以下で具体的なポイントについて解説していきます。

転職理由と志望先の魅力を結びつけて書く

「志望先の魅力」を書くだけでは他の志望者との差別化ができません。「自分の転職理由」と「志望先の魅力」を結びつけることで、「あなたがこの企業を志望する必然性」に説得力を持たせましょう。

このことにより、人事担当者があなたの長期的なビジョンと企業との関連性を理解しやすくなるため、面接通過に向けてのアピールポイントとなります。

具体的な手順は以下の通りです。

  1. 自己分析:なぜ転職を考えているのか、自分が何を求めているのか、自分の強みは何なのか、キャリアゴールは何なのかなど、自問自答して書き出します。
  1. 企業分析:志望する企業の魅力を探ります。企業のウェブサイト、SNS、ニュース記事、就職四季報などをチェックし、企業のビジョン、ミッション、文化、製品・サービス、業界内での地位などを理解しましょう。
  1. 転職理由と企業の魅力のマッチング:自己分析と企業分析で書き出したことをマッチングさせます。

スキルや実績を絡めて書く

あなたが過去に得た経験やスキルを用いて、自分がどのように企業に貢献できるかを具体的に示しましょう。あなたの実力をアピールする絶好のチャンスです。

このアプローチが有効な理由は、人事担当者があなたの入社後の活躍ぶりを明確に理解できるからです。

具体的には以下の流れで行います。

  1. 自分のスキルと実績のリストアップ:専門技術だけでなく、コミュニケーション能力やリーダーシップなどのソフトスキルも含め、リストアップしましょう。実績は具体的な数字や成果で表すことが重要です。
  1. 志望する企業が求めるスキルと実績の理解:求人情報や企業のウェブサイトなどで、必要なスキルや求められる実績をリサーチします。
  1. 自分のスキルと実績がどのように企業に貢献できるか考える:自分のスキルがその企業のどの問題を解決するのか、具体的に考えます。

自分のオリジナルで書く

自分のオリジナルで書くとは、一般的なフレーズを並べるのではなく、自分自身の考えや感じ方を反映した志望動機を作るという意味です。

人事担当者は数多くの志望動機を見てきているため、一般的なフレーズには全く興味が湧きません。そのため、オリジナリティのある志望動機を提示できれば、人事担当者の気持ちを強くとらえられます。

自分のオリジナルで書くためには、以下のような準備をしましょう。

  1. 自己分析:あなたの価値観、強み、弱み、興味、経験、達成したい目標などを書き出します。その集合体はまぎれもなく「あなた」という個性を表しています。
  1. 経験の棚卸し:自分の経験を何でも書き出してみましょう。自分では何とも思わないことでも、書き出してみると「これは志望動機に使えるかも」と思うようなものが出てくることがあります。

【シチュエーション別】志望動機の例文

志望動機は自分の状況や経験、そして目指す業種や職種によって、それぞれ異なるアプローチが必要となります。以下では、具体的なシチュエーションごとの志望動機の書き方とその例文をご紹介します。

同業種へ転職する場合

同業種へ転職する場合、あなたの経験やスキルが直接活かせるため、それをアピールすることが重要です。

これまでの経験を活かして、さらなるスキルアップを図り、貴社の業績に貢献したいと考えています。具体的には、私がこれまで手がけてきたプロジェクトで培った〇〇の技術力を、貴社のプロジェクトに活かすことで、より一層の成果を生み出したいと考えます。

未経験の職種に転職する場合

未経験の職種に転職する場合、「その職種に興味を持った理由」「新しい分野に挑戦するための意欲や能力を持っていること」を表現することがポイントとなります。資格取得などで新しい分野に挑戦してきたことが示せると、なお効果的です。

これまでのキャリアでは〇〇の分野に従事してきましたが、新たな挑戦として△△の領域に興味を持つようになりました。△△については未経験ですが、これまで培った問題解決能力や、新しいことを学ぶ意欲を活かし、全力で取り組みます。すでに△△に必要な資格「□□□」は取得済みです。

関連記事:未経験からのエンジニア転職(WCM軸編)

第二新卒で転職する場合

第二新卒で転職する場合、基本的なビジネスマナーなどは身に付けていることが期待される一方、また早期退職してしまうのではないかという懸念を持たれがちです。そのため、1社目で実現できなかったことが今回は実現でき、かつ長期的に働く気持ちがあることを示しましょう。

新卒入社した企業では営業職として多くの学びがあり、成長できました。ただ、大学時代に専攻した情報科学を活かしたかったので、転職を考えるようになりました。貴社はソフトウェア開発とソリューション提供の両方に取り組んでいることから、私の営業スキルとITへの理解を活かした活躍をしていきたいと考えます。

なお、以下の記事では自己PRの例文を紹介しているので、こちらもあわせて参考にしてみてください。

関連記事:受かる自己PRの例文を紹介!履歴書・職務経歴書の効果的な書き方

【職種別】志望動機の例文

職種によって求められるスキルや経験、そして必要な志望動機も大きく異なります。ここでは以下の職種について取り上げます。

  • 事務職
  • 営業職
  • 販売職
  • エンジニア職
  • クリエイティブ職

各職種別の志望動機の書き方とその例文を紹介するので、興味のある部分を読み進めてください。

事務職へ転職する場合

事務職への転職では、組織運営に対する理解やコミュニケーション能力、そして細やかな作業への対応力が重要となります。

これまでの経験を通じて、データ集計や文書管理などのオフィスワークに対する高い適応力と、細部にわたる注意力を身につけることができました。また、スケジュール管理の経験もあるので、貴社の事務職として多くの貢献ができると確信しています。

営業職へ転職する場合

営業職への転職では、コミュニケーションスキルや交渉力、そして結果を出すための意欲が評価されます。

以前の仕事で培ったコミュニケーション力と、交渉のためのスキルを活かして、貴社の営業部門に貢献したいと考えています。新規顧客獲得と、既存顧客との良好な関係維持、いずれも前職で経験を積んでいるので、貴社の売上アップに貢献できると考えます。

販売職へ転職する場合

販売職への転職では、商品知識を得る姿勢と顧客サービスに対する理解、そしてポジティブな態度が求められます。

人と接することが好きで、お客様へのサービスに喜びを感じます。前職では特に店舗レイアウトを多く任されました。商品の内容に応じてレイアウトを変更し、売上を2倍に増やした経験もあります。この経験を活かし、貴社の製品の魅力をお客様に伝える販売職にぜひ挑戦したいと思っています。

エンジニア職へ転職する場合

エンジニア職への転職では、技術的なスキルと問題解決への思考力、そして常に新たな知識を学ぶ意欲が評価されます。

これまで培った△△などの技術を○○のプロジェクトに活かしたいと考え、貴社を志望します。貴社の技術力の高さに強く惹かれており、その一員として、常に技術の最前線を追求したいと考えています。自己研鑽の一環として、趣味でスマートフォンのアプリを作るなどしているので、貴社でも早期のうちに貢献できると自負しております。

クリエイティブ職へ転職する場合

クリエイティブ職への転職では、創造性やオリジナリティ、そして自身のスキルを活かして価値を創造する能力が求められます。ポートフォリオを添付すると効果的です。

私の得意とするWebデザインのスキルと創造力を活かし、貴社のサイト作成やLP作成に貢献したいと思っています。ポートフォリオに掲載しておりますように、私の経験してきた業界は異なりますが、サイトの見せ方や商品の魅力の伝え方という点では共通点も多いと感じています。そのため、私の培ってきた経験を活かして貴社にも貢献できると考えています。

志望動機のNG例

ここでは、志望動機を書く際にやってしまいがちなNG例をいくつか紹介します。NGとなる理由とあわせて改善点もお伝えするので、参考にしてみてください。

高給与が魅力的だからです。

NGな理由として、給与が大切な要素なのは応募側・募集側ともに十分わかっていることですが、それをダイレクトに表現してしまうと、あまりよい印象になりません。さらに「まだ会社に貢献していないのに高給与をもらう気でいる」というイメージを持たれてしまうこともあります。そのため、「働きやすさを重視した環境」などと言い換えるのが望ましいでしょう。

貴社の○○という理念に共感しました。

NGな理由として、共感した事実を表明することは問題ありません。ただし、そこに「自分自身の価値観やこれまでやってきたこと」の裏付けが感じられないと、採用担当者に「共感したと言っておけば無難に収まると思っているのでは?」と受け取られかねません。そこで、「どういう点に共感したのか」「なぜ共感したのか」「自身の似た経験やエピソード」などを、自分の言葉で書くことが重要です。

貴社でますます成長したい。

NGな理由として、「成長したい」という意欲は問題ではありません。しかし、具体的にどういったことをできるようになりたいのか、将来のビジョンが見えないと、「会社に貢献する」という姿勢が伝わりにくく、逆に「会社からリターンを得たいだけの人」という印象になってしまいます。そこで、「自分のこれまでの経験と、貴社でのさらなる成長を通じて、貴社の○○に貢献する所存です」といったように、成長したことで会社にどんな形で還元していくつもりなのか意思表明するとよいでしょう。

志望動機が思いつかないときは

志望動機が思いつかない理由は、自分・企業のどちらかに対する理解が不足していることが多いものです。そこで、志望動機が思いつかないときの対処法を3点、紹介します。

  • 転職で叶えたいことを考えてみる
  • 企業研究を行う
  • 転職エージェントに相談してみる

自身に当てはまる項目を参考にしてみてください。

転職で叶えたいことを考えてみる

転職で叶えたいこと、すなわち自身のキャリアに対する願望を考え、明確に言葉で表してみましょう。

志望動機が見つからないときは、自分が何を達成したいのか、何を学びたいのか、どんな成長をしたいのかがはっきりしていない場合が多いものです。したがって、自らの願望を明確にすれば、志望する企業でそれらの目標を達成できるのかどうかを判断できます。

具体的には、キャリアビジョン、成長目標、スキルアップのためのプランなど、自身のキャリアに関する要素をリストアップし、それぞれを書き出すことがおすすめです。

企業研究を行う

志望する企業の事業内容、ビジョン、文化、働き方などを改めて調査することも有効です。

転職時の志望動機が見つからない理由の一つとして、自分の願望ばかりが先走って、志望先の企業の知識が不足しているケースがあります。そこで企業研究を行うことで、その企業が自分のキャリアゴールや働き方にマッチしているかを確認しましょう。また、具体的な事業内容や企業のビジョンを理解することで、その中で自分がどのように貢献できるかを考えるきっかけにもなります。

具体的には、企業の公式サイトを熟読する、就職四季報を読む、口コミサイトをチェックするなどの方法です。読むだけだと忘れてしまうので、ノートなどに書き出すことをおすすめします。

転職エージェントに相談してみる

転職のプロである転職エージェントに自分のキャリアや転職に関する不安や疑問を共有し、アドバイスをもらうのもよいでしょう。

なぜなら、転職エージェントは多くの企業情報を持っており、かつ他の求職者の成功事例や失敗事例も知っているためです。自分では気づかなかったような着眼点が与えられるケースもあるので、一人で悩んでいる人は特におすすめです。

具体的には、転職エージェントに登録し、キャリアカウンセラーとの面談を設定しましょう。自分が何を達成したいのか、どのような会社で働きたいのかを伝え、具体的なアドバイスを求めるとよいでしょう。

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この記事では、志望動機の書き方の基本から、シチュエーション別・業種別の例文・NG例まで具体的に解説しました。さらに志望動機が思いつかないときのポイントとして、自分自身または企業への理解を深める必要があることも伝えています。

自己分析や企業への理解を深めるには、転職のプロである転職エージェントを活用することがおすすめです。自分では気づかないようなアピールポイントを発見してもらえたり、これまでの経験やスキルとマッチする企業の紹介を受けたりできます。

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