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転職してすぐ辞めるのは問題ない?退職手続きの流れや注意点を解説

目次

「転職してすぐ辞めることってできるの?」

「転職したら思った企業・仕事内容じゃなかった」

「入社前の条件と違う部署に配属された」

転職活動を終えていざ就職したものの、上記のような悩みを抱える人もいるのではないでしょうか。転職によって新しい環境で成長できる機会を見つけられる人もいますが、一方でこのような状況に陥ることもあります。しかし、転職してすぐ辞めることで「悪い印象を与えてしまうかもしれない」と、懸念する方もいるでしょう。

そこで本記事では、転職してすぐ辞めるのは問題ないのか・再就職活動への影響・成功させるためのポイントなどについて詳しく解説します。「転職したけど会社が合わず辞めたい」と悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

転職してすぐ辞めるのは問題ない?

結論、転職してすぐ辞めるのは問題ありません。ただし、「明確な退職理由がある」「転職回数が多すぎない」ことは前提です。

それぞれの理由について、詳しく解説していきます。

明確な退職理由があれば問題ない

明確な退職理由があれば、転職してすぐ辞めることは問題ありません。たとえば、「転職前に話していた条件と違った」「転職後にハラスメントを受けた」などは、明確な退職理由です。改めて就職先を探す場合に、もし面接で退職理由を質問されたとしても、採用担当者に納得してもらえるでしょう。

転職回数が多すぎなければ問題ない

先述したように、明確な理由さえあればすぐに辞めても問題はありません。ただし、短期間に複数回の転職を繰り返していると、退職理由に信憑性がなくなるうえ、働く意欲がないなど応募者自身に問題があるのではないかと疑われる可能性があります。

また、応募者の年齢や業界によって、転職回数が多いと判断される状況は異なります。たとえばサービス業では、企業によって働き方が大きく異なることが往々にしてあるため、自身のライフステージや生活環境に合う企業と巡り合うまで転職を繰り返すケースも珍しくありません。

もし転職してすぐに辞めたくなった場合は、転職エージェントに相談し、再就職活動ができる状態か確認してみるのがおすすめです。

【ケース別】転職してすぐ辞める場合の転職活動への影響

転職してすぐ辞める場合、再就職活動にはどのような影響があるのでしょうか。自身の状況によって、影響される事柄が異なるため、転職活動をする前に確認しておきましょう。

新卒・第二新卒の場合

第二新卒とは、明確な定義は決められていませんが、学校を卒業後3年以内とされています。(参照元:若年者雇用を取り巻く現状 厚生労働省

新卒・第二新卒が転職してすぐ辞める場合の影響は、比較的少ない傾向にあります。なぜなら、新卒・第二新卒は、ポテンシャル採用となる場合が多いからです。

社会人経験が少ない新卒・第二新卒は、スキルや経験よりも将来性や伸びしろ、企業との相性を重視されます。

ただし、前職の退職理由に正当性がないと、「またすぐに辞めてしまうのでは」と企業に悪い印象を与えかねません。採用担当者を納得させる理由は必要になるでしょう。

中途採用の場合

中途採用が転職してすぐ辞める場合は、転職回数によって大きく影響します。転職してすぐ辞める、といったことが短期間で数回ある方は、企業から定着率が低い人材とみなされて再就職できる可能性が低くなるでしょう。

試用期間中の場合

転職して試験期間中に辞める場合は、再就職活動で不利になります。

短い期間しか働いていないにもかかわらず「思った企業と違った」「人間関係が悪かった」などという退職理由では、応募者自身の企業研究不足やコミュニケーション能力の低さを疑われるかもしれないためです。

ただし、雇用条件に嘘が発覚したなど、転職してすぐ辞めても正当性があると思われる理由がある場合は例外となるでしょう。

転職してすぐ辞めたくなったら?確認ポイントを紹介

転職してすぐ辞めたくなったときに確認すべきポイントは、以下のとおりです。

  • 転職することで悩みを解消できるか
  • 転職以外で悩みを解消できる方法はないか
  • 心身に支障をきたしているか
  • 今の環境がキャリアアップに必要ではないか

転職してすぐ辞める前に以上のポイントを確認すれば、適切な判断を下せるはずです。いますぐ辞めるのではなく、一度ポイントを確認してから決断するようにしましょう。

転職することで悩みを解消できるか

辞めたくなったときは、転職して悩みを解消できるか確認するようにしましょう。これは、再転職活動を行うときに必要な理由です。

たとえば、人間関係や業務内容だけがきつい場合は、信頼できる先輩に相談したり、人事異動の依頼をしたりして解消できるかもしれません。

一方、労働条件に違反していたり、故意に嫌がらせを受け続けたりする場合は、転職しないと解消できない問題です。

仮に、解消できる問題を相談しても解決に至らなかった場合は、転職をしても問題ないでしょう。面接でなぜ退職したのかについて質問されても、納得できる理由として説明できます。

転職以外で悩みを解消できる方法はないか

転職してすぐ辞めたくなったときは、解消できる方法を模索することも大切です。

たとえば、仕事のノルマがきつい場合、捉え方を変えたり、休日に趣味を楽しんだりすることで解消できるかもしれません。

現状の悩みは、自身の行動次第で解消できる可能性があるため、まずは対策を考えてみるようにしましょう。転職エージェントや先輩社員に相談するのも、手段の一つです。

心身に支障をきたしているか

もし現職で体調を崩す場合は、早急に退職しましょう。労働者の中には「まだ慣れていないだけ」と思っている場合もありますが、ストレスは気づかないうちに悪化し、うつ病などになる恐れがあります。

体調不良で仕事に復帰できなければ、社会人として仕事ができなくなり、生活に支障をきたすかもしれません。

現職の仕事で体調を崩す場合は、転職してすぐ辞めても問題ないでしょう。

今の環境がキャリアアップに必要ではないか

今の環境がキャリアアップに必要であるか否かも、転職してすぐ辞めたくなったときに確認すべきポイントです。

もし、現職の仕事に不満を抱えていても、自身のキャリアアップができる環境であれば、転職しない方がよい状況もあります。

一方、キャリアアップに限界を感じている場合は、将来の目標をいち早く達成できる環境に転職をしてもいいでしょう。

ただし、「キャリアアップに限界を感じたから辞めた」と正直に伝えても説得力がないため、「なぜ限界を感じたのか」など具体的な理由を伝えるようにしましょう。

転職してすぐ辞める場合の手続きの流れ

転職してすぐ辞める場合の流れは、以下のとおりです。

  1. 上司に退職したい旨を伝える
  2. 退職届を提出する
  3. 業務の引き継ぎを行う
  4. 最終出勤日に挨拶する

以上の流れは、円満退職をするためにも重要です。

どうしても現職の人と関わりたくないときの対処法も解説するので、ぜひ参考にしてください。

1.上司に退職したい旨を伝える

転職してすぐ辞める場合は、まず上司に退職する旨を伝えましょう。人事部にすぐ退職する意思を伝えても問題ありませんが、円満退職をする場合は、なぜ辞めたいのかを先輩や上司に伝えることが大切です。

上司も納得すれば、退職までサポートしてくれます。

上司に退職する旨を伝えるときは、面談時間を設けてもらうようにしましょう。上司は仕事などで忙しいため、いきなり呼び出すのではなく、きちんとした時間の確保が大切です。

2.退職届を提出する

退職する旨を伝えた後は、退職届を提出します。退職届の書き方は、縦書きが一般的です。

ただし、企業によっては独自の書き方があるため、上司に聞いてみるのがいいでしょう。

また、退職届を提出する期間は、企業の就業規則に記載があるので、期限を厳守する必要があります。もし、就業規則に従わなかった場合は、退職届が受理されない可能性があるため、注意しましょう。

3.業務の引き継ぎを行う

退職届が無事に受理された後は、業務の引き継ぎを行いましょう。

引き継ぎをするときは、WordやExcel、PDF形式などを活用して、わかりやすいようにまとめるのがポイントです。引き継ぎ業務がうまくできない場合は、退職後も連絡があるかもしれないため、入念に行いましょう。

4.最終出勤日に挨拶する

最終出勤日には、直属の上司にいままでのお礼を伝えましょう。他にお世話になった社長や人事部、同僚などには、午後からあいさつ周りを行うのが一般的です。

もし、パワハラなどで直接挨拶をしたくない場合は、電話やメールでも問題ありません。場合によっては、退職代行サービスを推奨します。

退職代行サービスとは、辞めるときに必要な手続きを一貫して行ってくれるサービスです。ただし、企業や受ける範囲によって費用が異なるため、自己資金と相談するようにしましょう。

退職代行サービスの相場は、以下のとおりです。ぜひ、参考にしてください。

弁護士5万円~10万円
民間企業1万円~5万円
労働組合2万5,000円~3万円

転職してすぐ辞めた場合の再就職活動のポイント

転職してすぐ辞める場合の再就職活動のポイントは、以下のとおりです。

  • 多くの会社に応募する
  • 転職後のキャリアビジョンを描く
  • 職歴をごまかさない

再転職でのミスマッチを避けるためにも、確認しておきましょう。

多くの会社に応募する

転職してすぐ辞めたい場合は、多くの会社に応募するのがポイントです。その理由は、すぐに転職先が見つかるとは限らないからです。

退職せざるを得ない理由だとしても、転職してすぐ辞めるのは印象が悪い状態から始まります。転職して辞めたいときは、自分の許容範囲を考えながら、多くの会社に応募しましょう。

ただし、適当に応募すればいいとは限りません。志望意欲が高い業界や職種、希望条件にマッチする企業など、自身の中で応募する目安を決めるようにしましょう。

転職後のキャリアビジョンを描く

転職後にキャリアビジョンを描く理由は、再転職先でのミスマッチを予防するためです。転職してすぐ辞めたいと思っていても、いざ再就職活動をスタートさせてみると「キャリアビジョンを叶えられる場所がない」と気づくケースもあります。

たとえば「年収を上げたい」という理由で再就職先を探していても、年齢や業界によってはキャリアが伴っていなければ年収アップが難しい場合もあります。この場合、現職で管理職を経験してから転職した方が、「年収を上げたい」という希望を叶えやすいでしょう。

キャリアビジョンの例としては、以下のものが考えられます。

  • 3年後:マネージャー職
  • 5年後:プロジェクト統括
  • 10年後:部長職
  • 20年後:年収1,000万円プレイヤー

以上は、あくまでも一例になるので、自身が想い描くキャリアビジョンを明確に決めるようにしましょう。

達成できる企業であれば、転職後のミスマッチも防げるかもしれません。

職歴をごまかさない

転職してすぐ辞める方の中には、自分を良く見せようとして職歴をごまかそうとするときがあります。職歴の虚偽は、逆効果になるケースがほとんどです。

なぜなら、嘘が発覚したときは、企業に退職させることができる権利があるからです。場合によっては、損害賠償請求をされるかもしれません。

職歴をごまかして転職活動を進めると、大きなトラブルに発展する可能性があるため、必ず正しい経歴を伝えるようにしましょう。

転職してすぐ辞める場合にはエージェントの利用がおすすめ

転職してすぐに辞めるときは、再就職活動において採用担当者を納得させられる理由を伝えるようにしましょう。

もし再就職活動に不安を感じているのであれば、転職エージェントの利用がおすすめです。転職エージェントは、求職者の現状をヒアリングしたうえで、最善の選択肢をいくつか提案します。転職活動に必要な書類作成や面接対策、求人紹介なども実施しているため、安心して進められるでしょう。

転職エージェントの中でも、IT業界での転職を検討している場合はシーカーズポートがおすすめです。専門のキャリアアドバイザーから内定を獲得するためのコツや、内部情報を具体的に聞けるため、転職後のミスマッチも回避できるはずです。

まずは、無料で利用できる転職相談サービスを利用してみましょう。

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