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【2023年最新】稼げるプログラミング言語11選!身につけておきたいスキルも紹介

目次

新しくプログラミング言語を習得する際には、今より確実に稼げる言語を選びたいものです。現役プログラマーにとって、いくら興味がある言語でもまったく儲からないのでは学んだ意味がありませんよね。

今回は、2023年に発表された2022年度の平均収入および最新の人気度ランキングをもとに本当に稼げるプログラミング言語を6つ紹介します。また、将来性を見据えて今から学んでおくべき5つの言語もあわせて選出しました。正社員・フリーランスによる違いと言語以外にも習得しておきたいスキルも解説しますので、プログラマーとして稼ぎ続けたい方はぜひ最後までご一読ください。

稼げるプログラミング言語の基準とは?

稼げるプログラミング言語を考える際には、以下の点が主な基準になります。

  • 年収が高い
  • 企業からの需要が多い
  • 学びたい人が多い

ただし「稼げる」の定義は人によって捉え方が異なり、一つの基準で決めつけるのは不適切です。自らが目指すポイントを見据え、稼げるようになるためにはどの言語を学ぶべきかを検討してみましょう。

年収が高い

稼げるかどうか、もっともわかりやすい指標となるのが「年収の高さ」です。収入を増やして稼ぎたい場合、プログラミング言語ランキングが参考になります。

年収を高めるには、単価の高い案件を受注することが重要なポイントです。単価が高ければ、少ない労力で安定した収入を得られます。

希少性の高い最新の言語をマスターして高単価の案件を受注できれば、自由度の高い働き方が実現するでしょう。うまくいけば、働きたいときだけ稼働して長期的な休暇を取る生活も夢ではありません。

ただし年収の高さは従事する分野や業界によっても大きく異なるため、プログラミング言語の種類だけでは決められない場合もあることに注意してください。

企業からの需要が多い

企業からの需要の多さは、プログラマーとして生計を立てるうえで欠かせない項目だといえます。誰もが高単価案件を受注できるわけではないため、継続的に稼ぎ続けられるかどうかは死活問題です。

苦労して難しいプログラミング言語を習得しても、その言語にニーズがなければ思うように稼げません。案件数の多いプログラミング言語を使いこなせれば、長期に安定した収入を得られます。

ニーズが高いプログラミング言語を習得している場合、応募できる求人の幅が広がります。条件を精査し、要望に合う企業への就職の道が開けるでしょう。

また需要さえあれば、案件ごとの単価が低くても数の多さでカバーでき将来の不安も軽減します。なお、プログラミング業界で案件数が多いのはWeb系言語です。

学びたい人が多い

学びたい人が多い言語の習得にチャレンジすることも稼げるようになるためのひとつの手段です。人気が高いプログラミングの代表格として、次の二つが挙げられます。

  • 主流のプログラミング言語
  • 最新のプログラミング言語

現在プログラミング業界で主流となっているプログラミング言語はどのようなシーンでも活躍できるため、学びたいと考える人が多いです。学びたい人が多い主流もしくは最新のプログラム言語は企業からのニーズも高い傾向にあります。

またプログラマーからの人気が高いプログラミング言語は、新しくローンチされたものも少なくありません。

AIや仮想通貨の開発など最新テクノロジーに関わる開発言語は希少性が高く今後の進展も期待できるため、将来的に稼げるようになる可能性があります。

【2023年最新】儲かるプログラミング言語ランキング

先に示した稼げる基準をもとに、2023年最新のプログラミング言語ランキングを以下の2ジャンルに分けて発表します。

  • 年収が高いプログラミング言語ランキング
  • 人気の高いプログラミング言語ランキング

それぞれのランキング上位10位の結果を見ていきましょう。

年収が高いプログラミング言語ランキング

まずは、年収が高いプログラミング言語ランキングです。

順位言語平均年収(2022年実績)
1位Scala682万9,000円
2位TypeScript667万1,000円
3位Go659万円
4位Python3644万7,000円
5位Kotlin644万1,000円
6位Ruby638万3,000円
7位Swift615万7,000円
8位C++609万6,000円
9位JavaScript599万4,000円
10位Java589万8,000円

(引用元:「プログラミング言語に関する調査(2022年版)」の結果を発表。平均年収が高い言語、転職で企業ニーズが高い言語など|PR TIMES

paiza株式会社の調査によると、2022年の平均年収でトップ3にランクインしたのは上から順に「Scala」「TypeScript」「Go」でした。1位となったScalaの平均年収は、2020年度と比べ約11.8%増加しています。

年収上位のプログラミング言語の特徴は、比較的新しい分野の開発に関わっている点です。共通してスキル保有者が非常に少なく、希少性の高さが伺えます。

人気の高いプログラミング言語ランキング

次に、人気の高いプログラミング言語ランキングです。

順位言語評価率(2023年6月実績)
1位Python12.46%
2位C12.37%
3位C++11.36%
4位Java11.28%
5位C#6.71%
6位VisualBasic3.34%
7位JavaScript2.82%
8位PHP1.74%
9位SQL1.47%
10位Assembly lamguage1.29%

(引用元:2023 年 6 月の TIOBE 指数|TIOBE

プログラミング言語の人気度を表す指標「TIOBE」の2023年6月のランキングでは、もっとも人気の高いプログラミング言語は「Python」でした。やはり、近年めざましい進展を遂げているAIやビックデータに関連する言語は強いということでしょう。

次いで上位にランクインしているのは、「C」「C++」です。Cは過去35年の間、たびたび人気No.1を獲得しています。同じく、C++も長年にわたり上位5位以内に食い込んでおり、根強い人気を誇ります。

現在習得していると稼げるプログラミング言語6選

2023年時点で、総合的に見て確実に「稼げる」とされているプログラミング言語を紹介します。

  • JavaScript
  • C++
  • PHP
  • C#
  • Ruby

上記6つは、年収面・トレンドを踏まえ、覚えておくに越したことはない言語です。

それぞれの特徴と稼げる根拠を見ていきましょう。

JavaScript

「JavaScript」とは、Webコンテンツに動きを生み出すためのプログラミング言語です。端末を問わず、インターネット上に公開されている幅広いサイトやアプリケーションの開発に活用されています。

顧客の興味をそそる魅力的なサイト制作を目指すなら、JavaScriptが欠かせません。HTML・CSSと併用し、画面の拡大・縮小やカーソル操作に応じたエフェクトなどさまざまな動きを実装できます。

稼げる根拠となるのは、需要の多さです。案件数が多いWeb開発分野でのニーズが高く、初心者からプロフェッショナルまで多くの利用者がいます。

専用のデータベースを構築する必要がないため、在宅ワークとの相性もいいプログラミング言語です。アプリケーションやゲームの開発にも用いられており、機械学習によるビックデータ解析にも強いため、将来性も期待できるでしょう。

C++

「C++」とは、Cに拡張機能を追加した言語です。大規模なデータ解析に優れており、ソフトウェア・システムや家電・ゲーム機の開発など幅広いジャンルに利用できます。

C++は記述が難解であり、使いこなすにはスキルと経験が求められます。その分、習得していればさまざまな開発現場で活躍できるでしょう。

案件数が多く、安定した受注が見込める点こそC++が稼げる理由です。高齢化でニーズが増加している進化系の家電「loT」にもC++が使われると想定されるため、将来性からみても問題ありません。

PHP

「PHP」とは、Web開発に特化しているプログラミング言語です。サイトにさまざまな動きをつけるための言語であり、データベース上にあるHTMLへ埋め込む形でシステムを構築します。ブログ運営によく利用されるCMS「WordPress」に使われているプログラミング言語もPHPです。

PHPは記述がシンプルで覚えやすく、プログラマーとして稼ぐなら必ず押さえておきたい基礎的なプログラミング言語だといえます。

古くから高い知名度があるため案件数が多く、幅広い難易度から選択できるでしょう。

C#

「C#」とは、Microsoft社が開発したWindows向けのアプリケーション開発のためのプログラミング言語です。Windows以外のOSにも対応可能であり、iOS・Androidなど携帯端末のアプリケーション開発にも利用されています。

C#はJavaとC++をもとに作られています。このためC++には変換できますが、名称が似ていてもCとの互換性はありません。

C#は需要が多い言語であり、ゲーム開発プラットフォームである「Unity」において大半のシェアを占めています。家庭向けゲームの開発で稼ぎたいプログラマーなら、習得が必須です。

Ruby

「Ruby」とは、Webアプリケーション開発からECサイト・ゲームシステム構築まで万能に使えるプログラミング言語です。短く簡潔な記述を特徴とし、その美しさも芸術的評価を受けています。

RubyはさまざまなOSで動作可能となり、処理速度が速く自由度も比較的高めに設定されている言語です。日本で開発された言語ですが日本人向けというわけではなく、世界中のプログラマーから利用されています。

Rubyがあると開発がスムーズに進むため需要も多く、稼ぎたいなら覚えておくべきプログラミング言語です。

学んでおくと将来的に稼げるプログラミング言語5選

続いて、これから学ぶのに最適なプログラミング言語を紹介します。

  • Go
  • Kotlin
  • TypeScript
  • Scala
  • Python

上記6つは比較的新しい言語であり、学んでおくと将来的に稼げる可能性が高まるでしょう。

それぞれの特徴と稼げる根拠を説明します。

Go

「Go」とは、生産性や拡張性をアップさせる機能を実装できるプログラミング言語です。2009年にGoogle社によって開発されました。

複雑で高度な処理を並行できるため実行速度が非常に高く、構築したサービス同士の連携も容易です。単純明快な記述であり、大人数の現場や引き継ぎの際にトラブルが起きにくいといえます。

Goは習得者が少ないことから今後の伸長が期待されており、高い年収を狙えるでしょう。

Kotlin

「Kotlin」とは、モバイル専用のアプリケーション開発を目的として2011年にローンチされたプログラミング言語です。JVM上で動作が可能であり、Javaとの互換性が高い性質を持ちます。

Kotlinは、Google社からAndroidOS公式の開発言語に指定されました。携帯端末は今後も発展が期待されている業界であり、将来性を考慮すると覚えておきたい言語です。実際に、近年Androidアプリの開発現場におけるKotlinの求人が急増しています。

Javaより記述が容易なため、既存の汎用プログラミング言語を問題なく使いこなせる程度の実力があれば学習も難しくないでしょう。

TypeScript

「TypeScript」とは、エラー検索や大規模な開発に適した静的型付けのプログラミング言語です。現場での使用頻度が高いJavaScriptの上位互換言語だといわれています。

TypeScriptはJavaScriptの欠点をカバーする追加機能が充実しているため、多くの企業から求められている言語です。現在使えるプログラマーが少ないことから年収が高く設定されており、今こそ学ぶチャンスだといえます。

システム構築にはオブジェクト指向を採用しておりコードも短いため、Java・C++をある程度使えるようなら学習しやすいでしょう。

Scala

「Scala」とは、関数・オブジェクト指向のハイブリッド型プログラミング言語です。Javaの機能を向上させたJVM上で動く言語であり、ライブラリをそのまま引き継げます。さまざまなOSに対応できるため、これまでJavaをメインに使用してきたプログラマーはぜひ習得したい言語です。

年収ランキングで述べたとおり、2020年と比べて平均年収が大幅にアップしています。現在習得している人も少ないため、次の学習の狙い目だといえるでしょう。

Python

「Python」とは、Web開発からAI研究分野、データ解析・統計処理までさまざまな現場で使用されているプログラミング言語です。膨大なユーザーを抱えるYouTubeやInstagramのシステムにも使われています。

Pythonは基本情報処理技術者試験の選択言語としても追加され、今後さらにメジャーになることが予想される言語です。

汎用性・将来性が高いにもかかわらず現在はまだ習得者が少ないため、最先端技術の開発現場で働くプログラマーを目指すなら早いうちに学んでおくほうがいいでしょう。

単純で分かりやすいコーディングであり、学習に取り組みやすいのもうれしいポイントです。

正社員/フリーランスで選ぶべきプログラミング言語の違い

本当に稼げるプログラミング言語かを見極めるには、正社員を目指すかフリーランスとして独立するかをあらかじめ定めたうえで検討しましょう。平均年収や人気度はひとつの指標になりますが、立場・状況によっても稼ぎやすさが変化するからです。

稼ぐためにはどのようなプログラミング言語を選ぶべきか、正社員・フリーランスごとのおすすめを年収および人気度ランキングからピックアップします。

正社員におすすめのプログラム言語

正社員におすすめのプログラム言語は以下のとおりです。

  • JavaScript
  • PHP
  • C#
  • TypeScript
  • Kotlin

正社員を目指す場合、企業のニーズを満たせるかどうかが高収入の職場に就職する鍵になります。興味がある言語よりも、企業の求めるものを満たせることを基準に選択しなければなりません。

HTML・CSS・Javaなど基礎的な言語を使いこなせることを前提とし、企業からのニーズが高いJavaScript・PHP・C#は覚えておいたほうが良いでしょう。

また、独自の強みがあるプログラマーも再就職に強いため、習得者が少ないTypeScript、Kotlinなど新しく開発された言語の習得をおすすめします。

paiza株式会社の調べによるとTypeScriptとKotlinは企業からの注目が高まっており、いずれ主流となっていく可能性もあるため早めに覚えておけば一石二鳥です。

(参考:「プログラミング言語に関する調査(2022年版)」の結果を発表。平均年収が高い言語、転職で企業ニーズが高い言語など|PR TIMES

フリーランスにおすすめのプログラミング言語

フリーランスを目指すプログラマーには、次のプログラミング言語の習得をおすすめします。

  • Scala
  • TypeScript
  • Go
  • Ruby
  • JavaScript
  • PHP

フリーランスが稼げるかどうかの要になるのは年収の多さです。平均年収ランキング上位のScala・​​TypeScriptなどはニッチな言語であり、希少性も高い傾向にあります。

(参考:「プログラミング言語に関する調査(2022年版)」の結果を発表。平均年収が高い言語、転職で企業ニーズが高い言語など|PR TIMES

最小限の労力で稼ぎたい場合、高単価案件が多い​​Go・Rubyがおすすめです。ただし高単価案件は簡単に受注できるわけではないため、案件数が多いJavaScript・PHPを習得し受注量を増やして地道に稼ぐのも現実的な道でしょう。

(参考:【最新版】プログラミング言語別単価ランキング!フリーランスエンジニアにおすすめの言語は?|レバテックフリーランス

現役プログラマーが習得しておきたいスキル

稼げるようになるために習得しておきたいスキルには、以下のようなものが挙げられます。

  • 将来性のあるプログラミング言語
  • 実務経験
  • リサーチ力

ありきたりなプログラミング言語を習得しているだけでは、稼げるプログラマーになれません。将来性も見据え、経験に裏付けられた実力を確実に身につけましょう。

将来性のあるプログラミング言語

プログラマーとして活躍するためには、希少性がある言語や最新技術、難易度が高いスキルを習得する必要があります。

業界全体の動向を把握し、将来性のあるプログラミング言語を見極めましょう。狙い目は、高需要かつ現在のエンジニア数が少ないプログラミング言語です。

上記年収ランキングを集計したpaiza株式会社がランク付けと同時に行った調査によると、TypeScrip・Kotlinはニーズがあるにもかかわらず、スキル保有者が不足しています。

またGoは現状のニーズはさほど高くはありませんが2020年と比べて需要が増えており、将来的に求められる機会が増えるかもしれません。

最新テクノロジーであるAIやブロックチェーンなどのジャンルは今後のトレンドになると予測されるため、JavaScript、​​Pythonを早めに覚えておいて損はないでしょう。

実務経験

プログラミング業界は実務経験が重視される世界であり、中途採用の場合には以下のようなスキルが求められます。

  • プロジェクトへの理解
  • ドメインの知識
  • クラウド型システムの開発経験
  • フレームワーク

現役プログラマーとして活躍するには、第一にプロジェクトへの理解度を深め企業の信頼を勝ち取らなくてはなりません。現場で経験を積み、プロダクトマネージャー(PDM)を任せられるレベルを目指しましょう。

習得したプログラミング言語を実務で使いこなすには、土台としてさまざまなドメインの知識が必須です。またインターネット社会である現代においては、クラウド型システムの開発経験も求められます。

加えて、フレームワークを利用すれば効率的に開発が進められるため、言語に合わせた経験があるプログラマーは重宝されるでしょう。

リサーチ力

動きが早いIT業界で生き抜くには、リサーチ力が不可欠です。たとえば高単価の案件を狙う場合、まずトレンドを素早くキャッチするため徹底的に調査しなければなりません。

稼げる言語に関する情報を集めたうえ、需給のバランスを見極めて自分の描くビジョンに合うプログラミング言語を習得する必要があります。

また、情報に広くアンテナを張りめぐらし、稼げそうな募集を見つけ次第即座に応募する行動力も求められるスキルです。

プログラミング業界の流行や常識は、10年もあれば大きく変動します。個人の力で情報収集するのには限界があるため、業界のトレンドを素早く正確に知りたいときは経験豊富な転職エージェントへの相談がおすすめです。

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年収面で儲かるといえるプログラミング言語を選ぶならScala・TypeScript・Goです。人気度ではPythonのほか、C言語・Javaが根強いため関連するC++やC#の習得をおすすめします。現状では、JaveScript・PHP・Rubyも稼げるプログラミング言語です。将来的にKotlin・Pythonを覚えておくと役に立つでしょう。ただし正社員・フリーランスによって選ぶべき言語が異なるため、目指す方向性を考慮したうえ検討してください。

また、実務経験を積みリサーチ力を身につけることも現役プログラマーにとって重要です。トレンドを正しく迅速に把握し、稼げる仕事を見つけるならシーカーズポートへ相談してみてください。知識が豊富な専門のエージェントが、多くの実績から蓄積したノウハウをもとに一人ひとりにあった案件を無料でご提案します。

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