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面接で趣味を聞かれたらどう答える?好印象を与える回答例を紹介

目次

「面接で趣味を聞かれる理由がわからない」

「面接で趣味を聞かれたら、どう答えればよいのか?」

面接を控えている人の中で、上記のように悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

面接でよく聞かれる質問に「趣味」があります。面接官が趣味を聞く理由は、単に趣味を知りたいわけではありません。応募者の緊張をほぐすことや、会社との適性を確認するために趣味を聞きます。

この記事では、面接で企業から趣味を聞かれるほかの理由と答え方のポイントを解説します。回答例文も紹介するので、ぜひ面接の参考にしてください。

面接で企業から趣味を聞かれる理由

面接官が趣味を聞くのには、企業によってさまざまな意図があります。なぜ趣味を聞かれるのかを理解しておけば、質問されたときに適切な回答ができます。

企業が趣味の質問を通じて知りたいことは次の5つです。

  • 人柄や人間性を知るため
  • 会社との適性を見極めるため
  • 緊張をほぐすため
  • 仕事へのモチベーションを確認するため
  • 物事に集中できる人物なのか判断するため

ひとつずつ解説します。

人柄や人間性を知るため

面接官は趣味について質問することで応募者がどのような考えをもつ人なのか、どのようなことに積極的なのかを見ようとしています。

趣味は人柄が現れやすいため、企業側は求職者の入社後の姿をイメージしやすくなるのです。たとえば、特定の趣味に没頭している人なら、長続きする性格と想像できます。また、趣味を通じてコミュニティなどで活動している人なら、行動力を持ち合わせていると思うでしょう。

このように、趣味を通じて応募者の人柄や人間性を知るために趣味を聞く面接官も多くいます。

また、話をするときの姿勢も重要なポイントです。質問されることを想定して事前にしっかり考えて回答を用意しているかや、コミュニケーションが適切に取れるかも見られている認識を持ちましょう。

会社との適性を見極めるため

趣味の詳細や取り組み方を聞くことで、自社の企業理念や社風と合うかを判断するケースも少なくありません。

ひとりでコツコツとやる趣味なのか集団で行う趣味なのかで、どのような仕事に向いているのかを判断しやすくなります。

どのような趣味なのかだけでなく頻度や取り組み方がわかれば、自社の業務内容や社風にマッチしている人かの見極めが可能です。

たとえば草野球チームに所属していれば、チームワークが取れる人、小さい頃から習い事をしている人であれば根気強い人である可能性が高いと言えます。

また、趣味への取り組み方でも適性が判断できます。仮に、趣味に毎日取り組んでいる人であれば、それだけ熱意があると言ってよいでしょう。。

毎日趣味に時間を割く人は、自己管理能力や計画力もあると想像できます。このような能力は、仕事においても同じようなパフォーマンスを期待できる可能性が高いでしょう。

緊張をほぐすため

面接では緊張してうまく話せない応募者も多くいます。そのため、趣味について尋ねることで応募者をリラックスさせ、緊張感を和らげるケースがあります。

趣味について話すことで面接官と応募者の間に共通の話題が生まれ、コミュニケーションを円滑に進めやすくなります。。

双方がリラックスした雰囲気で会話できれば、素の気持ちや考え方などが伝わるでしょう。

企業側がコミュニケーションのきっかけ作りを狙って趣味の質問をする場合は、面接の冒頭や序盤に聞かれることが多いのも特徴です。

仕事へのモチベーションを確認するため

趣味は能動的に取り組むため、趣味がある人は自発的、自律的な行動ができる人材である可能性が高いと判断されやすくなります。自分の好きなことに熱中できるため、仕事にも熱意を持って継続的に取り組めると評価されることも少なくありません。

また、趣味がある人は趣味の時間を作ることで気持ちの切り替えができる傾向にあります。リフレッシュは仕事のストレスを和らげる効果があるため、趣味を持っている人は「耐ストレス性が高い」と評価されやすくなります。。

趣味があることで、仕事においても自発的に学ぶ姿勢や向上心が生まれ、モチベーションが高まる人が多いのも特徴のひとつです。

ストレスをコントロールできることは仕事のモチベーションを維持するうえで重要な要素のため、趣味を持っている人は評価されやすい傾向にあります。

逆に言うと、趣味の話を通じて持続性やモチベーションをアピールできるチャンスを与えられているとも考えられるでしょう。

物事に集中できる人物なのか判断するため

仕事には集中力が必要です。そのため、趣味に打ち込める人は物事に集中できると捉えられることが多く、面接官は応募者が熱中できる人物かどうかを見極めるために趣味を聞くこともあります。

打ち込める趣味がある人は忍耐力や集中力があると判断され、仕事にもしっかりと打ち込んでくれるだろうと期待されるでしょう。

また、趣味に集中できる人は向上心や学習意欲も高いことが多く、上達するための努力や情報収集を惜しまないのが特徴です。これは仕事に取り組む際に求められる資質と関連しています。

このような理由から、面接官は物事に集中できる人なのかを判断するために趣味を聞くことがあるのです。

面接で趣味を聞かれたときの答え方のポイント

Job interview concept. Businessman questioning and listen to candidate answers during interview.

面接官から趣味を聞かれたときは企業の意図をふまえて回答しなければなりません。つまり、答え方によっては印象が悪くなることも考えられます。

趣味を聞かれたときの答え方のポイントは以下のとおりです。

  • 簡潔にわかりやすく話す
  • 仕事に結びつく内容にする
  • 作り話はしない

しっかり押さえておきましょう。

簡潔にわかりやすく話す

面接で質問に回答するときは、自分の考えがわかりやすく簡潔に面接官に伝わることが重要です。簡潔な回答をするためには自分の話す内容を絞り込まなければなりません。

話が短く簡潔だと、面接官は聞き逃すことなく内容を理解しやすくなります。逆に長すぎると要点が定まらず、内容が理解しづらくなるため、簡潔かつ長くならないように心がけましょう。

結論から先に話し、話の中にエピソードを交えて趣味から得たものまで伝えると好印象を与えます。

具体的には、次のような流れで話すとよいでしょう。

  1. 結論
  2. 具体的なエピソード
  3. 趣味を通じて得たものや、仕事にどう活かしていきたいか

上記の話し方はどの質問に関しても有効です。スムーズに回答できるように、普段からこの流れで話す癖をつけておきましょう。

仕事に結びつく内容にする

趣味の質問をする理由は趣味を聞きたいからではありません。面接官は応募者の「採用後の姿」をイメージしているのです。そのため、仕事内容や社風に合う趣味であれば、どのような姿勢や考え方で仕事をしてもらえるかをイメージしやすくなります。

従って、趣味を聞かれたときは単に趣味だけを答えるのではなく、仕事に紐づけて回答することが重要です。趣味を通じて何を感じ、仕事にどう活用しようと思っているのかまで考えておきましょう。趣味がいくつかある人は、求人内容や企業について事前に調べたうえで最も適した趣味を選ぶことをおすすめします。

趣味がひとつしかない場合は、いかに仕事に結びつけるかを考えて回答できるようにしておきましょう。

作り話はしない

趣味を回答したときには体験談を聞かれるなど、深堀りされることも少なくありません。無理やり仕事に結びつけるために考えた作り話では、深掘りされたときに説得力のない回答になります。そのため、実際にやっている趣味を話すことが重要です。

 面接官が知りたいと思っているのはあくまでも、人柄です。趣味に関する質問は応募者の個性や価値観を知りたいという面接官の意図があります。そのため、真実を伝えることが重要です。

ウソをついたりごまかしたりすれば話の辻褄が合わず「信頼できない人」と思われてしまう可能性があります。

もしも仕事に関連する趣味がない場合、素直に趣味が仕事に直結していないと伝えてもよいでしょう。趣味で身についたスキルや考え方について、仕事にどのように役立つかを考えて話すこともひとつの方法です。

面接官に好印象を与える趣味の回答例

実際にどう回答すれば面接官から好印象を持ってもらえるのか知りたい人も多いでしょう。ここでは具体的な回答例を趣味別に紹介します。

この章で紹介する趣味の例文は以下の5つです。

  • スポーツ
  • 読書
  • 料理
  • 音楽鑑賞
  • ドライブ

よくある趣味なので、あてはまる趣味があれば答え方の参考にしてください。

スポーツ

スポーツは忍耐力や集中力、体力面を評価されやすいのが特徴です。団体競技であれば協調性もアピールできるでしょう。ただし、面接官は実績を知りたいわけではなく、過程や感じたことを知りたがっています。

スポーツを趣味として話す場合は、その結果を出すためにどのような努力をしたのかや何を感じたかを話すことがポイントです。

【例文】

私の趣味は体を動かすことです。高校までサッカー部に所属していたこともあり、休日は友人とフットサルをやっています。高校時代はキャプテンとして全国大会の地方予選で準優勝しました。全国大会にはいけませんでしたが、キャプテンとしてチームをまとめた経験は仕事にも役立つと思います。体を動かすことがストレス発散になり、リフレッシュできるので今後も運動は続けて、いつまでも元気で働ける体づくりをするつもりです。

【想定追加質問】

大勢をまとめるのに苦労したことは何ですか? など

読書

読書は読書習慣があることは面接官に良い印象を残しやすいですが、どのような本を月に何冊くらい読むのかを具体的に話すことで説得力が増します。

また、これまでに読んだ本やおすすめの本についても聞かれる可能性があるので、答えられるよう準備しておくことが必要です。

ただし、週刊誌やファッション誌は話の題材としては不向きなので紹介は控えましょう。ビジネス書や自己啓発本などが好印象です。

【例文】

私の趣味は読書です。特にビジネス書が好きで週に1冊は読んでいます。経営者の考え方が問題解決や仕事の参考になるので好きです。読書は新しい発想やビジネスのトレンドを把握する良い手段であると感じています。本を通じて得た知識を自分の役割やチームワークに活かしたいです。

【想定追加質問】

おすすめの本を教えてください? など

料理

料理は趣味がない人でも答えやすいのが特徴です。自炊している人なら自立していることをアピールできます。

また、人に作ってあげる機会が多い人は料理を通じたコミュニケーション力のアピールにもなるでしょう。健康面にも気をつかって、仕事に支障が出ないようにしていることも強調すると好印象です。

【例文】

私の趣味は料理です。お弁当は毎日作っています。ひとり暮らしをきっかけに始めたのですが、少しずつ得意になってきて今では趣味になりました。週末には友人を集めて手料理をふるまうこともあります。作り方を教えるなどのコミュニケーションもとれるので誰かに作ってあげることも好きです。ひとり暮らしのため、栄養のバランスが取れるような献立を考えて体調管理にも気をつけています。

【想定追加質問】

得意料理は何ですか? など

音楽鑑賞

音楽は音楽を通じて勇気づけられたなどのエピソードを話すと説得力のある回答になります。

また、ライブやフェスなどによく行く人は、音楽の楽しみ方を伝えることや楽器を弾ける特技があればアピールしましょう。

音楽鑑賞を趣味として話す場合は、なぜ音楽が好きなのか、どのようなジャンルなのか、音楽を聴く目的は何かを盛り込むと具体性が出ます。

【例文】

私の趣味は音楽鑑賞です。学生時代にロックバンドを組んでいたこともあり邦楽のロックを好んで聴きます。音楽を聴くと気持ちを切り替えられるので、元気を出したい気分の時にはアップテンポの曲、疲れたときはバラードの曲といった具合に聴き分けています。毎年ライブにも行っており、遠方の友人と集まるのが恒例行事です。

 【想定追加質問】

その音楽を好きな理由は何ですか? など

ドライブ

ドライブが気分転換になることを伝えれば、ストレス発散ができるアピールになります。複数人で行くのが好きな人は、コミュニケーションのきっかけに利用していることを伝えると効果的です。

また、就職する先の業界によっては運転が苦にならないことのアピールにもなります。ただし、スピードに関することは避けたほうがよいでしょう。

【例文】

私の趣味はドライブです。ひとりでも行きますが、友人と行くのが好きでよく行っています。綺麗な景色を見たり、美味しいものを食べたりしながら話をすることで気分転換できるので好きです。「今度はここに行こう」と計画することも仕事のモチベーションにもつながっています。御社では営業者を運転すると聞いておりますが、車の運転は全く苦になりません。

【想定追加質問】

おすすめのコースを教えてください! など

面接では回答を避けた方がいい趣味

面接では趣味を通じて自分の価値観や性格を伝えることが重要ですが、アピールの仕方によってはマイナスイメージになるケースがあるため注意が必要です。

最後に、趣味として回答しないほうがよいものを紹介します。

以下のような趣味は回答を避けるべきです。

  • ネガティブな印象を与える趣味
  • ギャンブル系の趣味
  • 宗教や個人の思想に関する趣味
  • 飲酒、喫煙
  • 趣味は特にありません

ひとつずつ見ていきましょう。

ネガティブな印象を与える趣味

ゲームや漫画、寝ることなどは他者と関わることがなく自己完結できる趣味のため、内向的なイメージを持たれやすいです。そのため、コミュニケーションが苦手な人というイメージを持たれる可能性があります。

仮に「趣味は寝ることです」と回答すると、「体力や気力がない」「無趣味」と思われることも少なくありません。ゲームや漫画などは、そこから得るものがあれば趣味として答えても構いませんが、単に好きというだけではマイナスイメージになるので注意が必要です。

たとえば、オンラインゲームは相手と協力して目標を達成することや、戦術を立ててチームを勝利に導くことがビジネスの現場でも求められるスキルになるといった回答なら説得力があります。

ギャンブル系の趣味

パチンコ、競輪、競馬、競艇などギャンブルに関する趣味は、面接で取り上げるのは避けたほうがよいでしょう。ギャンブルは違法ではありませんが、ギャンブルを好む人のイメージはあまり良くないのが一般的です。

ギャンブル好きの人は散財癖があり、ギャンブルに没頭して仕事に悪影響が出ることや、金銭感覚がだらしないというイメージを抱かれる可能性があります。ギャンブルに関して否定的な企業が多いため面接で回答するとマイナスイメージになる可能性が高いでしょう。

ただし、パチンコ店の採用面接などでは趣味としていることが有利になるので、仕事と趣味をしっかり分別して取り組んでいることをアピールしましょう。

宗教や個人の思想に関する趣味

宗教や支持する政党に関する活動については、面接で趣味として回答することは好ましくありません。厚生労働省の「公正な採用選考の基本」では、宗教や支持政党、尊敬する人物などについて面接で尋ねることは職業差別につながる可能性もあるため、聞くべきではないとしています。

そのため、宗教活動や政治活動に関することを趣味だと話しても、面接官はそれ以上深掘りすることはできないのです。また、宗教活動や政治活動によって従業員とトラブルを起こすのではないかと懸念される可能性もあり、イメージはよくありません。趣味で活動していたとしても公言は避けましょう。

飲酒、喫煙

お酒はコミュニケーションのツールとして利用されることもあり、ビジネスの一環として飲酒が好きだというのは重要です。しかし、飲酒を趣味にしている場合は伝え方に気を付けなければなりません。

たとえば、酒の席で飲みすぎた失敗談などをエピソードとして紹介すると、面接官が不安に思う可能性が高くなります。話すのであれば、飲み会を通じた出会いやコミュニケーションに結びつけたポジティブな内容にしましょう。

また、喫煙に関しては社内を全面禁煙としている企業も多く、喫煙者は採用されないケースもあるため、喫煙を趣味として話すことはマイナスイメージになりかねません。

飲酒や喫煙は依存性が高いため、仕事に影響が出ることを懸念される傾向があります。趣味として話すことは好ましくないでしょう。

趣味はとくにありません

趣味が思いつかないという人もいるのではないでしょうか。しかし、正直に「趣味はとくにありません」と回答するのはマイナスです。

どうしても話せる趣味がない人は、日常生活で習慣にしていることを話すとよいでしょう。たとえば、買い物や家事なども趣味として話せます。

趣味を堅苦しく考えすぎず、少しでも自分の好きなことはないか考えてみることがポイントです。散歩やテレビを見るなどでも問題ありません。何かしらの興味や好きなことが思い当たるはずです。「とくにありません」と答えることは、人柄を伝えるチャンスを失うことにつながります。

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面接で「趣味は何ですか」と聞かれるのには意味があります。面接官は趣味を通じて応募者の人柄や性格を推測し、自社にあった人材かどうかを判断しているのです。

そのため、趣味の内容や答え方には企業側の意図に沿った回答をする必要があります。話すときは簡潔に短く伝えることを心がけ、仕事の内容に結びつけることがポイントです。また、ネガティブな印象をもたれやすい趣味は避けましょう。

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