転職マガジン

履歴書の職歴の書き方|退職・退社はどっちが正しい?退職理由ごとに記入例を紹介

目次

「履歴書で退職を記載するときの書き方がわからない」

「退職理由はどのように書けばいい?」

「履歴書に書いた方が良い退職理由があれば知りたい」

といった悩みを抱える方もいるのではないでしょうか。

転職時の履歴書は、第一印象を判断する貴重な情報源です。適切な方法で記載されていないと「社会人としてのマナーがない」と思われ、書類選考で不採用になってしまうかもしれません。

そこで本記事では、履歴書における退職の書き方、退職理由を記載した方が良いケースやその書き方について解説します。「履歴書の詳しい書き方を知りたい」という方は、ぜひ参考にしてください。

履歴書は「退社」ではなく「退職」と書くのが一般的

結論、履歴書では「退社」ではなく「退職」と書くのが一般的です。退社と退職は似た意味になるため、どちらを記載しても間違いではありませんが、履歴書では「退職」と書くのが無難でしょう。

退社は「勤務を終えて企業を出ること」を意味するため、一日の業務を終えて帰宅したという意味合いも含んでいます。一方で、退職は「会社を辞めた」という意味に限定されるので、勤め先を辞めたことをより明確に表現できます。

一般的な履歴書の書き方は、以下のとおりです。

学歴・職歴
20×××株式会社〇〇 入社
  営業部営業課に所属 新規開拓営業を担当
20×××株式会社〇〇 退職
20×××株式会社△△ 入社
  営業部に所属 リプレイス営業を担当
20×××株式会社△△ 退職
  以上

履歴書では、最終経歴を書き終えた最後に「以上」で締めるようにしましょう。

退職理由ごとの書き方【テンプレート】 

実際によくある退職理由ごとに、書き方を解説します。

  • 一身上の都合で退職するときの書き方
  • 会社都合で退職するときの書き方
  • 契約期間満了で退職するときの書き方
  • 結婚を理由に退職するときの書き方

基本的には、履歴書の退職理由は詳しく書く必要はありません。退職理由について気にする企業もありますが、どちらかと言えば、企業は「志望理由」や「あなたのスキル・技術、経験」に興味があるからです。

本記事では、以下の退職理由についての書き方を紹介します。該当する退職理由がある場合は、ぜひ参考にしてください。

一身上の都合で退職するときの書き方

履歴書に退職理由を書きたくないときは「一身上の都合」と記載するのが無難です。一身上の都合は、以下のようなケースが当てはまります。

  • 未経験業種に挑戦するため
  • 仕事環境が合わなかったため
  • 元から退職しようと思っていたため

履歴書に記載する際は、以下のように書きます。

20×××株式会社△△ 一身上の都合により退職

会社都合で退職するときの書き方

会社都合で退職するときの書き方は、以下のケースが当てはまります。

  • 倒産
  • ハラスメント
  • 給与未払い
  • リストラ・解雇

履歴書に記載する際は、以下のように書きます。

20×××株式会社△△ 会社都合により退職(ハラスメントのため)

契約期間満了で退職するときの書き方

契約期間満了で退職するときは、契約社員や年俸制の給与で就職しているケースが当てはまります。

履歴書に記載する際は、以下のように書きます。

20×××株式会社△△ 契約期間満了により退職

結婚を理由に退職するときの書き方

結婚を理由に退職するときは、履歴書に記載しても問題ありません。結婚などのライフイベントは、祝福すべき出来事です。

もし、結婚を理由に退職したい事実について批判をしてくる企業の場合は、転職しても良い環境で働けるとは限らないため、違う会社を選択しましょう。

履歴書に記載する際は、以下のように書きます。

20×××株式会社△△ 結婚に伴い退職

履歴書に退職した理由を書いたほうが良いケース

履歴書に退職理由を記載する際、どこまで書けばいいのか悩む方もいるはずです。記載した退職理由によっては、印象が悪くなってしまうかもしれません。

履歴書に退職理由を書いた方が良いケースは、以下のとおりです。

  • 転職を繰り返している
  • 前職の在職期間が短い
  • 長期間の離職経験がある
  • 異業種への転職が多い
  • 体調不良で退職している

それぞれの書き方や理由について、詳しく見ていきましょう。

転職を繰り返している

履歴書に退職理由を書いた方が良いケースの一つは、転職を繰り返していることです。転職の繰り返しはネガティブな印象を与える可能性があります。

しかし、何の退職理由も書かずに経歴だけ記載すると「どうせすぐ辞めるでしょ」「問題があったのかも」と思われる恐れがあります。ネガティブな印象を払拭させるには、転職を繰り返している理由を詳しく書くことが大切です。

具体的には「一身上の都合」や「新たなスキルアップのため」などの退職理由を伝えることで、採用担当者も納得するでしょう。

以下は、履歴書に転職を繰り返して退職している理由の書き方です。転職を数回行っている場合は、ぜひ参考にしてください。

過去数回の転職は、成長とキャリア目標の明確化に向けての積極的な取り組みの結果として行いました。過去の転職は、新たなチャレンジと学びの機会を求める一環として行われたものであり、それぞれの経験からスキル・専門知識を得ることができました。今後は、いままでの経験・スキル・技術を活かし、貴社で貢献したいと考えております。

前職の在職期間が短い

前職の在職期間が短いことを履歴書の退職理由で書いた方が良い理由は、採用担当者の不安を解消するためです。

採用担当者は、前職をすぐ辞めている求職者に対して「何かしらの問題を抱えているかもしれない」と懸念します。「一身上の都合」では不安を払拭しきれない可能性があるため、具体的な退職理由を書くことが大切です。

前職の在職期間が短い場合は、以下の例文のようにポジティブな理由に変換して記載すると、好印象につながります。

前職を短期間で退職した理由は、就職後の条件が異なっていたためです。入社前は新しいプロジェクトに参加できることが条件でした。しかし、いざ就職をすると通常業務を任されることになり、条件の不一致が起こりました。私はいままでの経験・スキルを活かし、より挑戦でき成長できるプロジェクトに関わりたいと思っています。新たな職場では、私の能力を最大限に発揮し、組織の目標達成に貢献したいと考えています。

長期間の離職経験がある

長期間の離職経験がある場合も、履歴書に退職理由を書いた方が良いケースです。「病気や家庭環境など就職できない事情がある」「仕事に対する意欲がなくて就職していなかった」と思われた場合に、「長く働いてくれないかも」という懸念を与えかねません。

病気や家庭環境が理由であれば、「なぜ就職しようと思ったのか」「解決に向かっているのか(仕事に支障はなさそうなのか)」などを正直に書くようにしましょう。「体調不良で退職している」の項目も参考にしてみてください。

その他のケースについて、以下は資格・スキルの取得のために就職していなかった場合の例文です。

長期間の離職理由は、自己投資とスキル習得に注力するためです。この期間に、関連する業界での専門資格や最新の技術スキルの習得に取り組むことで、自己成長と専門性の向上を図って参りました。資格・スキルの取得は、復職後もより高度な貢献ができるよう準備を整えるための、積極的な取り組みの結果です。

異業種への転職が多い

異業種への転職が多いことを履歴書に書いた方が良い理由は、志望先の企業が持っていないスキル・経験を保有している可能性があるからです。

企業としては、社外から新しいノウハウを取り入れ、新たなビジネスを展開したいと思っている傾向があります。企業に新しい風を与えられる求職者は、貴重な存在として採用される可能性が高くなるでしょう。

また、どの企業でも柔軟に対応できるアピールにもつながるため、退職理由として書いた方が良いと言えます。具体的な書き方は、以下のとおりです。

異業種への転職が多い理由は、異なる業界や環境で新たな視点を獲得し、多様なスキル・経験・技術を身につけるための取り組みの結果です。これらの経験は組織への適応力と柔軟性を向上させ、さまざまなノウハウの習得ができました。今後は、いままでの経験を活用しながら、今以上の成長と貢献を目指し、新たな環境での挑戦に意欲を持って取り組んでいきたいと思っています。

体調不良で退職している

体調不良で退職している事実を履歴書に書いた方が良い理由は、スキルや技術があるにも関わらず、企業が原因だからです。企業によっては「求職者に問題があったかもしれない」と思うケースもありますが、事実を伝えることで納得してもらえるはずです。

また、体調不良から復職をする際、同じ繰り返しにならないか心配する採用担当者も多くいます。現在は完治しており、仕事への影響はないとアピールすることが大切です。

体調不良の期間に仕事に対しての見方や、健康・タスク管理について見直し反省した点を伝えることで、熱意や意欲をアピールできるでしょう。具体的な書き方は、以下のとおりです。

前職を退職した背景には、長期にわたる健康上の理由がありました。これは私の職務遂行能力に影響を及ぼす状況となり、医師の指示に従い適切な治療とリカバリーに専念する必要が生じたためです。現在は、健康状態が安定し、職務に復帰できる状態にあります。今後は、体調管理に十分な配慮を払いながら、責任を持って業務に取り組んで参ります。

面接で退職理由を聞かれたときの対処法

面接で採用担当者が退職理由を質問するのは、中長期的に働いてくれる人材かどうかを見極めるためです。前職を辞めた理由によっては、「うちに入社してもすぐに辞めるかもしれない」と判断されてしまうかもしれません。

面接で退職理由を聞かれても、良い評価を得ようと嘘をつかないことです。虚偽だと判断されればかえって採用結果に響くため、ネガティブな退職理由だとしても真実を伝えましょう。

ただしネガティブな退職理由であっても、以下のようにポジティブな理由にも変換できます。

ネガティブな退職理由:仕事のミスマッチにより退職しました。
ポジティブな退職理由:自身の目標を最短で達成するために退職をしました。
ネガティブな退職理由:給与面や評価面での不満から退職しました。
ポジティブな退職理由:自身の経験・スキルに見合った環境で、より活躍できる職場を求めて退職しました。

ネガティブな退職理由をポジティブな理由に変換する場合は、以下の要素を意識しましょう。

  • 成長と学びの機会を強調すること
  • 新たな挑戦とキャリアの展望を示すこと
  • 前向きな意図を明確にすること
  • 問題を解決するための積極的なアプローチを示すこと

まとめ

履歴書で辞めた事実を記載するときは「退職」と書くのが一般的です。基本的に、企業名の後に原因と退職を記載すると、誤った書き方にはならないでしょう。

20×××株式会社△△ 〇〇により退職

しかし、履歴書の書き方だけでなく、面接対策や求人選定が控えている方も多いはずです。IT業界での転職活動に関するサポートを網羅的に受けたい方は、シーカーズポートがおすすめです。シーカーズポートは、IT・ゲーム・Web業界に特化した転職相談サービスを提供しています。通常の転職エージェントとは異なり、企業・求職者を担当するエージェントが変わらないのが特徴です。

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